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私達自治研では、環境問題に対して私達が思っている事を
皆さんと共に考えて行こうと思います。
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ある文献によりますと、日本にはごみ焼却場が1769基あるそうです。アメリカは168、フランスは100、ドイツは51、スウェーデンは21、イギリスはわずか7基だそうです。日本ではごみは「燃やして埋める」、ヨーロッパでは、「燃やすとダイオキシンが出る」「埋めると土壌汚染になる」と考えられており、厳しい規制があるそうです。 1. 使い捨て商品が増えた 2. 使えるはずの商品がごみ化した デポジット(預かり金制度)をご存じですか? |
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ダイオキシン問題:「負の遺産」 @ ダイオキシンとは? ダイオキシンは、塩化ビニール等の塩素を含む物を燃やすと発生します。 例えば塩ビ製の卵パック,雨ガッパや傘,水道管,電気のコード,ビニールハウスのビニール等を燃やすとダイオキシンは発生します。 ダイオキシンの毒素は、青酸カリの1000倍,サリンの数倍と言われ、水に溶けずに分解しないのですが、脂肪分には溶けると言う性質の為、その毒素は弱まらないのです。 又、その毒素は食物連鎖によって、人の体に蓄積されます。 ダイオキシンは、発ガン性,甲状腺ホルモン異常,アトピー性やアレルギー,子宮内膜病の原因で、精子の減少の原因となる環境ホルモン物質であるとも発表されています。 ダイオキシンの最初の大きな事件は、ベトナム戦争で使われた「枯れ葉剤」によって起こされ、ガンや死産,流産が続出し、産まれた赤ちゃんにも「ベト君 ドク君」の様な二重胎児が数多く見られ、指の数が正常でない子供も産まれました。 A 日本に於けるダイオキシンの排出量 各国のダイオキシンの排出量が下の表になっています。(1999年国連環境計画の発表 単位:グラム)
表の数値を面積(国土)に換算すると、日本はアメリカの約40倍、ドイツの約13倍になります。 B ダイオキシンによる土壌汚染 記憶に新しいところで、大阪府能勢町の農地から2700ピコグラム(1ピコグラム:1兆分の1グラム)のダイオキシンが検出されました。 これは土壌1グラム中の数字です。 この事件後に我が国でも基準を設けましたが、その数値は1000ピコグラムでした。 環境先進国とされているヨーロッパの各国では、農地や放牧地の規制値は10ピコグラムで、それを越えると農地の使用は禁止され、農作物の出荷も禁止、土壌は入れ替えなければなりません。 C ダイオキシンと母乳 母乳は赤ちゃんにとって母親とのスキンシップばかりでなく、母親からの免疫を伝えるものです。 1999年に厚生省が母乳中のダイオキシンの全国調査を実施しました。 調査の結果は全ての母乳からダイオキシンが検出され、その数値は平均で22ピコグラム(脂肪1グラム中)でした。(朝日新聞1999年8月3日) この数値は国連WHO発表の許容量の26倍で非常に危険な数値で、赤ちゃんにとっては極微量でも重大な影響を及ぼす、環境ホルモンであるダイオキシンを毎日飲んでいるのです。 さらに、胎児の時代から「へその緒」を通じて母体からダイオキシンだ伝わります。 1985年にドイツ政府も母乳中のダイオキシンを調査しましたが、その結果を受けて出産後4ケ月以降は粉ミルクに変える様に、国民に呼び掛けたそうですが、我が国の厚生省は「母乳は一生飲み続ける訳ではないので安全である」と発表しました。 D 私達に出来る事 ・ 家庭から出るごみの減量と分別を必ず行う ・ ごみになる物を買わない ・ 野焼きや家庭での焼却を止める ・ 合成洗剤,漂白剤等の塩素を含む物は出来るだけ使わない ・ 塩化ビニール等の塩素系プラスチックの製造を規制又は禁止する 1 地球温暖化の現状と予測 地球温暖化の原因としては,二酸化炭素,フロン,メタン等が挙げられますが,中でも二酸化炭素は排出量共に圧倒的に多いため,地球温暖化の主役です。 温暖化と言っても,実は50年間で0.3℃しか上がっていないのです。 しかしIPCCの発表では,今後100年間で平均4℃,最大で5.8℃の気温の上昇が予測されます。 IPCC : 国連が1988年に「気候変更に関する政府間パネル」を作り,世界の数百名の科学者からなる調査委員会で,地球温暖化に関する最も信頼できる国際組織です。 1995年には,温室効果ガスを従来の排出量以下に減らすべきであると世界に勧告しました。 2 温暖化の問題点 @ 森林破壊が加速する 急激な温度上昇に対応出来ない地中の微生物は死滅し、生殖も変わり気温の上昇だけで森林の40%は枯死すると予測されます。 森林が減少すれば川や地下水など水資源のも大きな影響が出て、絶対的な水不足が予想されます。 二酸化炭素を吸収している森林が無くなれば、温暖化はさらに加速します。
A 食糧生産の減少 暖かくなるのだから、それに合った作物を作ればいいのではと考えるでしょうが、農業は気温だけでなく「土」の栄養分」「微生物」「日照」「降雨量」等が大きく影響します。 IPCCの発表では、このまま温暖化が続けば、中国で米の生産が78%減、インドで小麦の生産が66%減,南米でも小麦の生産が大幅に減少すると予測しています。 日本の環境省も現在の西日本の現品種の米の栽培が出来なくなると報告しています。 大部分の食糧を輸入し、減反政策で食糧自給率を下げている我が国は、世界中で最も危ない国なのです。 B 海面の上昇 南極等の氷が解ける事で100年後には、海面が約100m上昇し、オランダ,バングラデッシュ,サモア,モルジブ等約40か国で国土の大半が水没し、何億人もの人々が難民となります。 日本でも砂浜の8割が消え、東京や大阪等の低い都市は大きな被害を受け、水没による損失資産が90兆円以上と試算されています。(日本経済新聞 H9年9月11日) 3 気温上昇が意味するもの @ 南極の氷が解ければ? 南極の氷の面積は日本の約40倍、厚さは最大で4千500m、平均で2千500m。 これが全部溶ければ海面は70m上昇します。 南極の氷が全部溶けるには何百年もかかりますが、温暖化によってその一部が溶け始めてそれが引き金になり一挙に滑りだせば太変な事態になります。 例えるならば、フライパンのバターの様な状態ですから、温度上昇によって大規模な氷の滑落や崩落が起きると、巨大な津波が生じる可能性は十分あります。 アメリカ国立氷センターがアメリカ海洋大気局NOAAの衛星データーから東京都の約3倍の巨大な氷山が南極大陸から離れ漂流したと発表(A−38と命名)(毎日新聞 H10年10月17日) アメリカ国立氷センターがアメリカ海洋大気局NOAAの衛星データーから千葉県より広い 巨大氷山が漂流を始めたと発表(B22と命名) (道新 H14年3月20日夕刊) 現在この様な巨大氷山は約30基以上が流失しています。 A 巨大津波が生じれば 南極の氷が一挙に滑落や崩落をした場合の津波の大きさは、時速300k/m以上、高さは200m以上になるであろうと言われています。 これが世界各国の臨海地帯を襲い、都市の消失だけでなく、石油コンビナートや化学プラントを襲い、そこからは大量の原油や化学物質が流失し環境汚染は、回復不可能になります。 又、膨大な原油流失で海面は覆われ、二酸化炭素の吸収と酸素の放出と言う海の重要な機能が止まり二酸化炭素は更に増大します。 海水の蒸発も止まり地球規模の水循環も止まり、地球規模の砂漠化が始まります。 最大の問題は原発で、巨大な津波に耐えられる原発はありません。 巨大津波は世界中に400基以上あると言われる原発を襲い、その多くを倒壊させ大量の放射能をばらまくのです。 4 温暖化はすでに始まっている 温暖化は世界が同時に均等に暑くなる訳ではなく、温度差により偏西風の蛇行を生じ北極の冷気が南下したり、赤道の熱気が北上したりと、地域によって寒くなったり暑くなったりを繰り返し、豪雨や干ばつ,台風の巨大化等の異常気象を引き起こしながら、地球全体の温度が叙々に上がります。 鯨やイルカが海岸に座礁したり、死んで打ち上げられる事を「ストランディング」と言うそうです。 水産総合研究センター水産工学研究所の赤松友成主任研究官は、「3頭以上の集団座礁 は一年に一度あるかないかの現象で、立て続けに発生するのは極めて珍しい」としながら、 「海水温の上昇で寒流の海域に暖流が入り込み、暖流域に生息する鯨類が回遊して来たも のの、寒流にに囲まれて身動きが出来なくなったものでは」と地球温暖化の影響を指摘した。 (道新 2002年3月20日夕刊) 5 私達に出来る二酸化炭素の削減 まず行動を起こすことで、二酸化炭素の排出量が削減されるます。
1 エネルギー大量消費の生活 私達の生活は、電気・ガス・自動車等全てが石油や石炭・天然ガスの大量消費の上に成り立っています。 石油・石炭・天然ガスは、植物や動物が何億年という長い年月をかけて、変化して作られたものです。 下のグラフは我が国の化石燃料の消費量を年代別に分けたもので、左から重油・ガソリン・軽油・灯油の消費量です。
2 化石エネルギーの寿命 世界のエネルギーの消費は、この100年で10倍以上になりました。 殆どは産業革命を行った先進国の消費で、その大部分は化石燃料です。
左の表は、経済産業省が発表した世界のエネルギー資源の寿命を表 したものです。 このままでは、石油はあと約40年、天然ガスは60年、石炭も1 30年で枯渇してしまいます。 地球が何億年もかかって作った、石油や石炭はあとわずか100年で使いきってしまいます。 今後石油の減少に伴い、産油国全体で輸出制限を始めるでしょう。 その混乱は以前のオイルショクなど比較になりません。オイルョックではなオイルストップなのです。 注) ここにもう一つのデーターがあります。 これは参議院議員中村敦夫氏(元木枯らし紋次郎)の「月刊中村敦夫新聞2002年6月号アメリカの戦略」 からの抜粋で1999年のデーターです。 上のデーターとは、採掘量が毎年違うので数字的に違いますが、世界の主な石油産油国の石油埋蔵量と採掘可能年数を表したものです。 現在自国の石油があと7年で底をつく、経済大国bPのアメリカは今後石油の輸入国に転落します。 石油埋蔵量がずば抜けて多いサウジには、米軍基地を置くほど両国間はうまくいっています。 しかし、イ ラン・イラクは反米色の強い国で、アメリカにとって両国の石油利権を得るには、現政権を倒して親米政権を作り上げなければならず、時間のかかる外交でやるより、戦争を仕掛けた方が手っ取り早いと言う事になります。 日本で問題になっている「イラク問題」は、この様なアメリカの動きに我が国を巻き込ませる現れではないでしょうか?
2 原子力エネルギー 1 原子力の本質と脱原発の流れ 戦後核兵器の製造が始まり、核物質の濃縮のために原子炉が作られ、その際発生する熱の利用のために、発電所が作られました。つまり、核兵器の製造と原子力発電所はセットだったのです。 1979年アメリカのスリーマイル島事故で、原発の危険性が世界に知らされ、世界のエネルギー政策の方向転換が始まりました。 まずスウェーデンで大論争の末に、国民投票で原発の全廃を決定しました。 そして1986年ソビエトではチェルノブイリ事故が起き、世界の脱原発の方向は決定的となりました。 オーストリア−1978年国民投票で原発を作らない事を決定する。 デンマーク −1985年議会が原子力計画を放棄する。 イタリア −1987年国民投票で原発を作らない事を決定。 オランダ −2004年に全廃を予定。一部廃棄を開始。 スウェーデン−2020年頃に全廃を予定。一部廃棄を開始。 ドイツ −2020年頃に全廃を予定。 核保有国のアメリカ・ロシア・イギリス・フランスでは、原発の新設をストップしています。 先進国で唯一、日本だけが13基の増設計画を持っています。 石油文明による工業中心社会は、いずれにせよ半世紀ももたないでしょうが、エネルギーを石油から全面的に原発に切り換える事は、あまりにも危険度が高すぎますし、廃棄物で地球が覆われてしまうことになります。 2 北海道大学小野有五教授の話 地球上の二酸化炭素は、氷河時代には約180PPM〜280PPMを行ったり来たりしていましたが、1950年から50年間で360PPMになって来ました。 これを人間の血圧を例にとって説明すると、普通の人の血圧が最低50で最高が150位だとすると、最高値が220位になっている事だと言うことです。 原発の方が石炭や石油よりも二酸化炭素を出さないと言われていますが、原発は処理しきれない核のごみと言う問題があります。 3 原発事故では国が崩壊する 科学技術庁が以前、大型原発1基の事故による被害規模を、世界最大の損害保険会社ロイズ社に依頼し作成しましたが、被害規模が余りにも大きい為に公表出来ずに極秘にしていました。 その結果によると、被害者は400万人。被害額(賠償・入院・治療・検査等)は一人5千万円として200兆円に達し、電力会社が総力を上げても払いきれないし、国としても払いきれない金額になりました。 1986年のチェルノブイリ事故では、400万人が被害を受け800万人が立ち退き、政治的経済的混乱が始まり、1991年ソビエト連邦が崩壊しました。 我が国では脱原発がさけばれる中で、静岡県浜岡原発が問題視されています。 浜岡原発1号機と2号機は原発としては、もう骨董品です。 1号機は昨年秋に事故が起きた場合にバックアップするはずの、緊急炉心冷却システム(ECCS)で配管の破断事故が起きました。 静岡県は東海大地震の震源地として予測されています。 マグニチュード8クラスの地震が起きた場合のシュミレーションを、京大の学者グループが発表しました。 それによると、事故から7日間住民が同じ場所にとどまっていた場合、放射能による発ガンで死亡する人の数は、東京で368万人・名古屋で181万人・大阪で141万人となり、全国的に死の灰が降り、日本列島に安全な場所はなくなるそうです。 起きてみなければ分からない、と言うのが日本の行政の態度ですが「備えあれば憂いなし」と言うのは、こうした「有事」の事なのではないでしょうか? 1 森は多くの生命を育み土を作る 森林には様々な花,木の実,木の幹の甘い蜜を求めて、昆虫,鳥,小動物が集まり、それらを求めて大型動物がやって来ます。 全てがつながり、豊かな生態系を形成し、共生して多くの生命を育んでいます。 落ち葉や倒木、そして昆虫や動物の糞や死骸は、微生物によって分解され豊かな土(有機物を多く含んだ)が作られます。 しかし、豊かな土の深さは平均で1メートルしかありません。 2 土の保持と水の保持 樹木や草の根は土をしっかりつかまえていますが、森が無くなると表土は雨で流され、砂漠化します。 森で作られた豊かな土は、少しずつ川で運ばれ下流に堆積します。 豊かな土は、川の蛇行や氾濫によって平野に広く供給されますが、豊かな土が供給されなくなれば、地力は低下し農作物は出来なくなります。 我が国の多くの川では、護岸工事やコンクリートで固められ、畑に土が供給されず海に直行しているため、地力が低下し化学肥料や農薬を大量に使用しているのが現状です。 樹木は根,幹,葉や土壌に水を蓄えて、少しずつ蒸発させ雲を作り雨を降らせます。 森はその雨を蓄え、少しずつ地下に流し、それが渓流となり川になるのです。 森は自然の大きなダムなのです。 はげ山には川は出来ません。 2 自然林と人工林 (自然林の危機) 1 人が手をかけないと育たない人工林 人工林とは人間の都合で木を植えますが、その種類はマツ,スギ,ヒノキなど1種類か2種類です。 それらは花や木の実が少ないので、生物を養うことが出来ません。 人工林は1ヘクタールに約2千本の苗木を植えますが、間伐,枝打ち,下草刈りなどをしたり、時にはマツクイムシなどの病害虫で全滅する場合があり、害虫駆除が必要になります。 十分な世話をしないと育たないため、最終的には400本程度しか育ちません。 ところが我が国では、海外の安い木材が輸入され、国産の木材は競争力を失い、高齢化,過疎化によって後継者がいなくなり、林業は壊滅状態です。 その結果、人工林は放置され荒廃しつつあるのです。 2 自然林の保護 自然林は生態系として、あらゆる点で人工林より優れていますが、いったん破壊されると修復は困難なのです。 自然林の保護はとても重要で、特に生物の宝庫と言われる熱帯林の保護は、我々人類のみならず全ての生物の存在に大きく関係する問題なのです。 3 森林破壊の実態 乱開発や乱伐採で、世界の自然林の80%が失われ、その内の90%を占める熱帯林の破壊は、すでに取り返しのつかない状態です。 かつて陸地面積の16%を占めていた熱帯林は、ここ50年間で半分以下にまで減少し、1981年からは毎年1130万ヘクタール(本州の半分)の熱帯林が地球上から消えています。 世界の自然林は、主に先進国の建築資材や紙を作るために伐採され、途上国ではダム開発の名目で伐採され続けられています。 その量は実に森林の成長の10倍の速さです。 さらに森林破壊に伴う「過耕作」「過放牧」などで、世界中の土地の劣化が進み、農業は困難になり、約10億人の生活に影響が出ると警告しています。 以前までは「世界の森林はあと100年で消える」と言われましたが、最近では人口の増加,乱開発,温暖化や酸性雨などを考慮しても「あと50年」と言われています。
4 森林破壊の原因 1 先進国による商業伐採と焼畑
先進国では、紙や建材として大量消費されている木材を補うため、東南アジアやアマゾンで行われている商業伐採が、森林破壊の最大の原因です。 これらの木材はあまりにも安価なため、大切に使われることなく使い捨てされているのが現状です。 又、ここで言う焼畑は、森で暮らす人達の伝統的な焼畑ではありません。 例えば、ハンバーガーの材料である牛肉、つまり肉牛を放牧するために、広大な熱帯林が燃やされているのです。 1997年にインドネシアでは、半年にわたる大規模な森林火災が発生し、広大な熱帯林が焼失しましたが、原因は私達が使う石けんや洗剤,化粧品,食用油であるヤシ油を作るための、大規模なプランテーションのための焼畑でした。 2 巨大開発 巨大なダム建設によって森林が水没したり、石炭や鉄鉱石,ボーキサイト等の露天掘りによっても、広大な森林が破壊されています。 巨大開発は、環境への配慮が不足していたため、完成したダムは完成後短期間で土砂に埋まってしまったり、森林が破壊された結果、洪水や干ばつが激しくなる事もめずらしくありません。 一方、森での生活が出来なくなった人々が、都会に流入し貧民街を造り、浮浪者を生み出しています。 3 寒帯林破壊と永久凍土の融解
特に我が国の輸入量が増大したため、シベリアの寒帯林の破壊が進み、これまでは森林におおわれていた永久凍土が露出し解け始め、それによって出来た湖が周りの凍土を溶かし、樹木が倒れ不気味にその湖を拡大しています。 5 日本の実態 1 世界有数の森林国を高度経済成長が変えた江戸時代は国策として植林を奨励し、無断で木を切った者は死罪と言う、厳しい管理をして森林を保護して来ました。 戦後、焦土と化した日本は、スギ,ヒノキの植林に励み、国土の66%が緑におおわれました。 ところが、その後の経済拡大政策が続き「工業立国,集団就職,農村から都会へ,所得倍増,列島改造」などのキャンペーンで、第一次産業を犠牲にし第二次産業を育成しました。 その結果、農業は衰退し林業は壊滅したのです。 ところが、その後の経済拡大政策が続き「工業立国,集団就職,農村から都会へ,所得倍増,列島改造」などのキャンペーンで、第一次産業を犠牲にし第二次産業を育成しました。 その結果、農業は衰退し林業は壊滅したのです。 2 世界最大の森林破壊国日本 高度経済成長の日本は、林業を破壊したことに加え、途上国の安い木材を大量に輸入し木材消費が急増しました。 途上国の物価や人件費は日本の1000分の1と言われています。 1950年代から、東南アジアの熱帯林の木材を輸入し始め、60年代にはフィリピンの森林が全滅し、70年代にはインドネシアの森林が破滅しました。 90年初めからはマレーシアの森林が激しく伐採され、こうした極端な熱帯林伐採に対して非難の声が高まり、輸入先をロシアやカナダの寒帯林に転換しました。 数十年前までは、木材の輸入がほとんどゼロだった日本は、わずか40年で木材需要が10倍になり、その80%以上を輸入に頼っています。 我が国は、世界有数の森林国から、世界の森林を伐採しいる、最大の森林破壊国に変身してしまったのです。 3 森林破壊の具体例 @ 紙
私達の周りには、沢山の紙が無駄に消費されています。 読まれない新聞,雑誌,本,一度しか使わない資料,企画書や報告書,消費をあおる沢山の宣伝や包装紙。 下のグラフは国民一人当たりの紙の年間消費量です。 A 割り箸 「割り箸は不要な木で作られているからいくら使ってもいい」などの誤解が在るようですが、林野庁のデーターでは、20年前には約60%が国内の間伐材で作られていましたが、現在は約95%が輸入で、その8割が中国からの輸入です。 B エビやコーヒー 日本人は、世界で最もエビを食べる国民です。 そのエビは東南アジアのマングローブ(海洋性熱帯林)を伐採して養殖されています。 日本人のコーヒー消費も年々増えていますが、途上国ではそのために森を伐採し、コーヒー畑に変えています。 又、日本人の肉の消費量も10倍に増えましたが、日本の牛は10倍に増えたでしょうか? 「焼き肉食べ放題! 000円」「ハンバーガーをさらに値下げ!」これらの安い肉は熱帯林を伐採して作られた放牧場から来るのです。 まさに我々日本人は、世界中の森林を食べ尽くそうとしています。 C 開発 高層ビルやマンション,リゾート開発,宅地や工場用地,道路建設のためにも、森林は破壊されます。 コンクリートを流し込む型枠,コンパネが大量に使い捨てされています。 手間を掛ければ何度でも使えますが、手間賃や人件費よりも途上国の木材が安いのです。 先進国のGNPが上がれば、途上国の人件費や資源の方が安くなるのです。 全てが、お金,値段,経済優先なのです。 その結果、ますます途上国の資源は使い捨てにされるのです。 森林の伐採では、1本の木を切るために、70本の木が道連れになり、それを運ぶために120本の木が切られます。 |
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